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zoom RSS キャノン タイマーリモートコントローラー TC-80N3 の改造

<<   作成日時 : 2013/03/27 00:58   >>

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少し前にEOS 60Dを購入したのだが、それまでEOS 10Dで使用していたタイマーリモートコントローラー TC-80N3 を使用しようとしたところ、なんとカメラ側のインターフェースが異なることに気付いた。
60D購入時はそのような事は全く考えていなかった。
えぇ〜何でぇ〜?と思ったものの、こればかりはどうしようもない。

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早速Canonのサイトで調べてみると、60Dで使用できるリモートコントローラーは存在したものの、タイマー機能がなく、普通のリモートシャッターとバルブ撮影が出来る程度であった。
http://cweb.canon.jp/camera/eos/accessary/detail/2469a002.html

他に変換ケーブルや中国製のタイマーリモコンを発見し、購入寸前まで行ったのだが、かろうじて思い留まる。
つまり、変換ケーブルがあるという事はTC-80N3が60Dでそのまま使用出来るという事である。
http://www.starshop.co.jp/cspc.html

ということで、手持ちのTC-80N3を60Dで使用するためのチョイ改造を行うことにした。

テスターで調べていくうちに、TC-80N3内の電子基板や電池は、タイマー制御のためのものであり、リモートシャッターだけの機能であれば、電源は不要で、以下の簡単な回路で自作できる事が判明。(図1上)

SW-1(スイッチ-1)を閉じることで半押し状態となり、オートフォーカスが作動する。
フォーカスロックの状態で(SW-1を閉じたまま)SW-2を閉じることでシャッターが切れる。

しかし、SW-1を閉じたままでSW-2を押すというスイッチに工夫がいる。(図1下)
板バネを利用したスイッチを探すか、同要領のスイッチ回路を製作する必要がある。更にSW-1、SW-2共に閉じた状態でロックが出来ればバルブ撮影が可能になる。
板バネスイッチは昔の無線機用スタンドマイクのPTTでよく見かけたが、大抵はオリジナルのもので、既製品があるのかどうかは調べたことがない。
確か既製品の二段階スイッチもあったような気がするし、電子パーツ店に行けば様々なスイッチがあるので、工夫次第では自分に使い勝手の良いリモートスイッチを製作出来ると思う。
が、ここでは趣旨が異なるため深く考えるのは止めておく。

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図1


はじめはコネクタだけ交換しようと思ったが、それではEOS 10Dで使用出来なくなる。
低感度での撮影では、やはり10Dのほうが勝っており、また、シャッターの動作やボディーの作りは高価だっただけに10Dの方が遥かに良く、まだ御隠居させるのは勿体無い。
60Dを購入した主な理由は、高感度域に於ける画質の良さである(技術進歩は凄い)。

そこで、EOS 60D、10Dの両方で使用出来る仕様とした。

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必要なパーツは以下の通り

・2.5mmステレオ フォーンプラグ(マイクロプラグ) オス x 1
・3.5mmステレオ フォーンプラグ(ミニプラグ) オス x 2
・3.5mmステレオ フォーンプラグ(ミニプラグ) メス x 1
・3芯ケーブル 数十センチ(通常はメーター売り)

金額的には500〜600円くらいではなかろうか。

ところが、いつものごとく秋葉原をうろちょろしていると、2.5mm-3.5mm両オスの既製品ケーブルを発見し、図の右上のケーブルは製作せずに済んでしまった。

コントローラーのケーブルをセンター付近で切断し、実際60Dに接続し、テストケーブルで仮接続して動作確認をしてみる。

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赤と白の線を反対に接続してもシャッターは切れるが、半押しが出来ずフォーカスが効かない。
正しい結線をおさらいすると以下の様になる。
ここでは中間のコネクタは省略している。挿絵のプラグは60Dに接続するための2.5mmステレオフォーンプラグを示している。

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正常動作することが確認出来たので、あとは半田付け。
最近、老眼のせいで細かな手元作業が非常にやりづらい。
先日、千円台で老眼鏡が売られていた時に買っておけばよかった。細かな作業をするには効果絶大だと思う。

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(注意)半田付けをする前に、必ずプラグのキャップを先にケーブルに通しておくこと。
これ、慣れていない頃に必ず一度はするミス。このミスをすると折角半田付けが終わっても、また振り出しに戻ることとなる。

結果的に出来たものは以下の三点。(右上は既製品)

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EOS 60D で使用する時はこの組み合わせ。

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EOS 60D 用


EOS 10D で使用する時はこの組み合わせ。

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EOS 10D 用


ケーブルの中間の接続を「3.5mmプラグ」にしたのは、抜けづらくするため。
普通に使っていて抜ける事はまずないが、カメラを三脚や望遠鏡に固定してリモートコントローラーをぶら下げる様な事があってもプラグが抜けない様にするには、以下の様にビニールタイや、タイラップ等でプラグに負荷がかからない様にすれば問題ない。

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以上でおしまい。

とりあえず、今のところ問題なく使用出来ている。

また、友人の EOS Kiss X5 でもテストしてみたが、これも当然であるが問題無く作動したことを付け加えておこう。

最近知ったのだが、10D用に使われていたプラグは”N3プラグ”というらしい。
ということは、TC-80N3に一切手を加えずに、N3プラグ メス+ステレオマイクロプラグ オス+3芯ケーブルのみで変換ケーブルを作っても良かったわけだ。
無知は恐い。





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素晴らしい!貴方は天才だ!商品化しよう。
JG1GIX
2013/03/27 08:42

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