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zoom RSS 真空管ラジオの温もり

<<   作成日時 : 2011/05/15 23:19   >>

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真空管(電子管/エレクトロンチューブ)の電化製品には、なんともいえない温もりを感じる。それはオーディオアンプにも言えることらしい。
それは雰囲気だけではなく、音までもが暖かいという。

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自分が生まれた頃は、まだテレビもステレオもラジオも真空管式が主流であった。勿論小型のトランジスタラジオはあったものの、どこの家庭にも大型の真空管式のラジオやステレオが家具として堂々と、そのポジションを確立していたものである。
自分も小学校を卒業するまで、親父が若い頃に買ったビクターのステレオラジオの世話になっていた。今思うとあの時分解破棄してしまった事がすごく惜しく感じる。
そんな事もあり、7、8年ほど前に真空管式のラジオを製作してみた。
これは真空管を5本(5球)使用したスーパーヘテロダイン方式(略称:5球スーパー)の2Band ラジオである。

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製作中の本機


回路は極一般的な5球スーパーであり、様々な真空管製作の書籍に出ているもの。
金属製のケースに閉じ込めてしまっても良いのだが、真空管の灯かりを眺めたくて、あえてむき出しのままにした。
アルミBOXに主パーツをレイアウトし、アルミ板でフロントパネルを作るこのスタイルは、自作真空管ラジオの定番スタイルである。中学1年の時に友人GIX氏が彼の親父さんと一緒に製作したV-O-1ラジオを思い出す。

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このラジオは中波帯(550kHzから1650kHz)と、短波帯のAM2Bandラジオである。
短波は設計上、7MHzから15MHzをカバーするが、6.035MHzの海外向けのNHKが聴きたくて、6MHzから15MHzまでを受信できるように調整してある。若干の選択度を犠牲にしてはいるものの、6.035MHzのNHKはもとより、6,7,9,11,15MHzの短波放送帯を非常に良く受信することが出来る。
チューニングメータとして、マジックアイ(緑色に発光する真空管)を使用しようとも思ったのだが、もはや入手が困難な上、高価なのでこの時は断念した。今後新品、或いは程度の良いマジックアイが手に入ったら組み込んでみようと思う。

オーディオ用モニタスコープで波形を確認したわけではないが、同じスピーカーに接続して聞き比べても、確かに現代のオールソリッドステートのラジオに比べて柔らかで深い音で聞こえる(気がする?)。簡単に言うと飽きない音色、疲れない音色といった感じである。自分はオーディオに関しては詳しくないのだが、おそらく真空管アンプに拘るオーディオファンの人達も、単に余裕のある出力という事だけではなく、同じような音と存在の温もりを感じているのではないだろうか。

真空管、今は日本では作られてないのではないかな?
以前と異なり、なかなか目的のものが入手しづらくなってしまったが、なかなか良いものである。


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コメント(2件)

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0-V-1懐かしいねぇ。先日親父にあの時の事を尋ねてみたが、覚えていないそうだ!あの音色をまた聴いてみたいよ。
JG1GIX
2011/05/16 09:37
>JG1GIX
0-V-1懐かしいですな。ヘッドホン式だっけ?
FT-101ESの終段管、NECまたは東芝の6JS6Cという真空管なんだけど、高校の時は秋葉原で1本1700円位で簡単に買えたが、今は店で新品は入手不可。オークションでも中古で良い値段してる。小学生の頃は電気屋の外に置いてあった廃棄テレビから、スピーカーの磁石を取り出し、真空管は手榴弾として使用。今思うと何とも恐ろしい話だ。ハハハ
IFD
2011/05/16 21:16

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